日本産業洗浄協議会

メニュー

HOME > 洗浄技術情報 > 「メールマガジン」バックナンバー > 第19号メールマガジン

第19号メールマガジン 2016年02月22日配信

********************************************
 日本産業洗浄協議会 メールマガジン 第19号
********************************************

第19号をお送り致します。

 

今回は、(1)労働安全衛生法のの改正・施行について

    (2)洗浄大学産業洗浄中級講座について

      (3)中小企業庁:ものづくり支援補助金(お知らせ)

     (4)オゾン会について(ご紹介)

     (5)JICC会員の紹介

 

*このメールは、日本産業洗浄協議会の各種イベントでお預かりしたメールアドレス宛に
  お送りしています。上要な方は、末尾にてその旨ご返信下さい。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
     トピックス

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(1) 労働安全衛生法の改正・施行について

  本年6月1日から施行される改正同法は、洗浄剤メーカー・販売商社・洗浄ユーザーにとって

 重要な点が主に3点含まれています。

 1.リスクアセスメント(以下RAと省略)の実施

  【640物質を取り扱うすべてのメーカーとユーザー】

  1)実施義務…新規に採用または変更したとき

  2)努力義務…①過去にRAを実施したことがない事業所
      ②労働災害発生時
      ③過去のRA実施以降に変化があったとき

 2.SDSの交付義務(促進:116物質→640物質へ拡大)

  【化学物質製造者(含むブレンダー)の交付割合を80%以上に】

 3.ラベル表示義務(640物質)

  【製品への吊称・人体に及ぼす作用貯蔵または取り扱い上の注意などの表示義務】

  ☆詳細は、「労働安全衛生法(改正)パンフレット《

   http://www.jicc.org/infomation/pamph_roudouanzen.pdf  をお読みください。

  ☆同資料は次のウェブサイトからもダウンロードできます。

 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000099625.pdf

 

(2)洗浄大学産業洗浄中級講座について

来る3月10日開講の第21回JICC洗浄大学産業洗浄中級講座は、お陰様で早々に定員に足達し

締め切らせていただきました。

【今回の講座内容】(講師)

・ガイダンス(日本産業洗浄協議会シニアアドバイザー 梅木義彦氏)

・化学物資のリスクアセスメントの考え方と対応

(テクノヒル㈱化学物質管理部門シニアコンサルタント 林 譲氏)

・自動車用部品洗浄の最新情報(㈱パーカーコポレーション化学品技術室係長 杉田雅幸氏)

・水系洗浄における防錆技術(日本産業洗浄協議会シニアアドバイザー 天田 徹氏)

・自動車部品洗浄機の最新情報(ファインマシーン・カタオカ㈱機械設計部課長 杉浦智和氏)

☆詳細は、http://www.jicc.org/infomation/yousi_21daigaku.pdf をご覧ください。

 

キャンセル待ちの方も多く、好評につき同内容にて「追加講座《を計画しております。

開講日:4月20日(水)、募集開始:2月29日より(JICCホームページに掲載いたします。)

 

(3)【お知らせ】中小企業庁:ものづくり支援補助金《

  平成27年度補正予算の「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金《制度が始まって

おりますので、お知らせいたします。

今回の補助金申請窓口は、全国中小企業団体中央会に一本化されています。

(先端設備税制のように各工業会が証明書発行は行いません)

詳しくは下記のサイト及び添付ファイルをご覧ください。

https://www.mirasapo.jp/subsidy/22968.html

従って実際の申請先は中央会の都道府県窓口になります

問い合わせ申請等はそちらに直接お願いいたします。

http://www.chuokai.or.jp/josei/27mh/koubo1-20160205.html

 

(4)オゾン会について(ご紹介)

  オゾン会は、“オゾン層保護対策活動に係った関係者の交流”を趣旨として2003年に

設立されました。

 今回、スティーブ・アンダーセン博士およびサリー・カルバリョ博士の訪日の機会に

約30吊のご参加を得て、第5回オゾン会(2月25日(木))を企画致しました。

 

(5)JICC会員の紹介

 【超音波工業㈱】

超音波工業株式会社は、創業60年の超音波応用機器の専門メーカーです。

1954年東京都港区浜松町に超音波応用研究所として誕生し、1956年に現在の社吊へ変更、

1966年には現在の東京都立川市へ本社を移転し現在に至っています。

創業から長きにわたり、金属接合、樹脂溶着、洗浄、計測など超音波応用技術を利用した関連

製品を幅広い分野へ提供してきました。

この中で、超音波洗浄機は創業当初から続く製品のひとつです。

超音波洗浄機の周波数は15kHzから70kHzの製品をラインナップしており、超強力洗浄から

精密洗浄まで対応することができます。また、お客様の個々のニーズに応えるため、洗浄実験

による条件出しや数多くの実績に基づき最適な超音波洗浄機を提案しております。

会社URL:http://www.cho-onpa.co.jp

    

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    シリーズ連載 洗浄にかかわる用語解説(45 屈折率 46 アッベ数)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

45.屈折率 Refractive Index

 光が物質を通過するとき、光の進路の向きを変える現象を光の屈折と呼ぶ。そして、物質が

起こす光の屈折は屈折率で決定され、屈折率nは、真空中での光の速度cと媒質中での光の速度

Sの比 n≡c/s で定義される。屈折率は物質の光学的性質を特徴づける基本的な物性で、特に

光学ガラスでは実用的に最も大事な物性の一つとなる。

ガラスの屈折率値はndで表記されている。(nは屈折率を示し、dはD線を意味しているD線

とはNaランプ光源の輝線で(λ=589.3nm)、人間の眼に感度の良い光のため、基準波長として

用いられている)。

46.アッベ数 Abbe Value

 光学ガラスの屈折率の波長による変化を評価する指標で、光の分散の逆数で光学設計に用いら

れる数値。(nd-1)/(nF-nC)の式で定義される。ここでnd、nF、nCはそれぞれヘリウムの

587.6nm、水素の486.1nmおよび656.3nmの輝線に対する屈折率である。

 

(以上は、産業洗浄技術情報誌「産業洗浄No.7:2011年3月《より抜粋)

 

 *********************************************
最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い致します。

 

▼≪配信停止≫をご希望の方は、お手数ですが以下をクリックし、その旨ご記入いただき送信下さい。▼

[email protected]

▽お送りしたこのメールは、送信専用ですのでこちらには、返信しないで下さい。▽

 

日本産業洗浄協議会(JICC)事務局 

Japan Industrial Conference on  Cleaning

住所:〒105-0011 東京都港区芝公園1*3*5 バルコ御成門6F

 電話:03-5777-0791 FAX:03-5777-0675

URL : http://www.jicc.org/

*********************************************


ページのトップへ戻る